驚きのパフォーマンス、デザイン、スポーツ性の体験 GTX シリーズの第2モデルPershing GTX80登場。
2024年1月23日
Pershing GTX80は楽しさ、完璧制御、揺るぎない支配力と同義語です。内と外の空間が美しくシームレスに連続する新GTX80のデザインは2023年春に発表されたGTXシリーズのフラッグシップを踏襲し、PershingのDNAに組み込まれた優れたパフォーマンスと究極のスポーツ性に加えて船内の快適さと居住性を新たなレベルに引き上げるという。この新世代スポーツボート誕生にインスピレーションを与えた哲学を再現しています。
Piero Ferrari率いるFerrettiグループ製品戦略委員会、Vallicelli Designスタジオ、グループのエンジニアリング部門のコラボレーションによる素晴らしい船体は、先進テクノロジーとPershingが誇る職人技を集結し、Ferrettiグループのプラグ＆モールド施設で建造されました。
全長約24m、最大幅5.80mのGTXシリーズ新モデルは、広々としたオープンスペース、海と直接触れ合えるエリア、最上級の居住性と優れたパフォーマンスが特徴です。ヨットは2デッキにスポーツブリッジがあり、新しい4キャビンレイアウトで8名までのゲストが宿泊できます。クルー用のツインベッドキャビンもあります。Pershing GTX80はデザインとテクノロジーが出会い、スポーツモーターヨットをアヴァンギャルドな船の芸術作品に昇華させたバランスのとれた建築学的調和を持った傑作です。
外観デザインと主な特徴
Pershing GTX80は比率を徹底的に研究した結果、上部構造と船体が洗練された体積バランスを見せる外観ラインとなり、このサイズのスポーツモーターヨットにして新しい建築学的調和を持ったモデルになりました。
Pershingブランドのスタイリッシュな要素とイノベーションの登用が新デザインの外観ラインの特徴で、その組み合わせの一例がほぼ垂直に近い船首とわずかに膨らんでカーブしたシアーラインを持つ船体のプロフィールです。
もう一つの顕著な特徴が 船首部分のブルワークに縦方向のスリットを入れて軽量化する一方、船尾のブルワークには2つの機能を持たせ、両側にウインチを組み込んで開閉できるサイドテラスにし、より海と接触できるようにしています。船尾プラットフォームは3つの異なるポジションにでき、非常に重要な機能を果たしています。通常位置の他に、デュアルリネアリフト機能を使って上昇させ、後部のリビングエリアと統合、開いたサイドテラスとも統合できます。また、テンダーの発進にも使えます。
サンデッキも同カテゴリー平均より60%アップの23 m2と非常に広く、同時にグランツーリズモ 級の内部空間も確保しています。これは滑らかでダイナミックなアーチ型デッキハウスと炭素繊維ファブリック製ハードトップの働きによるものです。このハードトップはこのモデルで初お目見えのオプションで、最高のパフォーマンスを維持しながら上部構造を軽量化し、色も美しく均一に仕上げられるものとなっています。
インテリアデザインとレイアウト
インテリアデザインにはPershingのクルージングスタイルと船上生活へのアプローチを反映し、非常にダイナミックです。新しいPershing GTX80はオーナーとゲストを更に海に近づけてくれます。例えばメインデッキサロンでは両サイドの通路下がガラス窓なのでソファに座っていても海が視界に直接飛び込んできます。
また、メインデッキの広々とした空間の一部はフルビームサロンとなっていて更に居住性がアップ。皆で楽しんだりプライベートに適した革新的なインテリアデザインです。
このエリアのもう一つの新開発がオープンギャレー＆バーの革新的レイアウトです。ラウンジと完全統合し、コックピットとオープンに繋がってメインハブの役割を果たし、メインデッキの丹精込めたインテリアデザインとの連続性を強化しています。
彫刻的な建築がPershing GTX80のインテリア全体の特徴で、ラウンジとコックピットをシームレスにつなげ、天井に組み込まれたライトで照らされています。天井をメタリックシルバーのラッカー仕上げパネルで区切ることで斜めに交差するLEDライトの光の遊びを作り、複数の角度に焦点が当たるように無駄なく設計された光が室内も室外へも均一に拡散します。
カスタマイズを徹底したインテリアはマスターキャビンによく表れています。様々な幅と間隔で天井から床までスカイブルーのレザーパネルを配して雲のように室内を飾り、この新艇のスタイルコンセプトを究極的に表現しています。
色はコントラストを際立たせるものを選択し、淡く暖かみのある色調のレザーソファにはスティールのようなクールなメタリックラッカーを組み合わせ、キャビンのスカイブルーのレザーにはより暖かみを感じる色が合わせられています。すべてのバスルームの壁はメタリックラッカー仕上げのパネルで、キャビンで使われているレザーと同色のスカイブルーの彫刻的家具を備えています。広々と快適なキャビンは最大限プライバシーに配慮し、クルーエリアへのアクセスは屋外のコックピットエリアからフライブリッジに続く階段下の、視界から隠れたドアを使います。
完璧にPershingスタイルの新モデルは、エンジニアリング面だけでなく究極に快適な環境造りのために選ばれた素材にもテクノロジーが駆使され、スタイリッシュな特徴になっています。スティールや水、電気を想起させる様々な素材が各所に使われ、それぞれの材料が力強く立体的で、メタリックラッカーやスカイブルーのレザーまでそれぞれの表面がすべて違う仕上げになっており、視点によって輝きが変化する色調になっています。
船首の先端にあるヘルムステーションには中央に柱がなく、巨大なフロントガラスに更に窓ガラスが続いているので360度の視界が得られます。フロントガラスの上のサンルーフは開閉でき、自然換気が行えます。
推進システムとテクノロジー
プレーニングボートPershing GTX80は1,000 mhpのVOLVO PENTA D13 IPS1350エンジンを3基搭載しており、最高速度34ノット(暫定データ) で巡航速度28ノット。24m以下のボートカテゴリーで最も安全なCEのAクラス認証を取得しています。