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ニュース&イベント 2022

常に時代を先取り: Wallyがwallywhy100ヨットの詳細を発表。
 

2022年12月15日

2022年12月15日モナコ – 未来を見据えるモナコ発のブランドWallyがwallywhy シリーズに大胆でユニークな新モデルwallywhy100の詳細を初公開しました。
 
wallywhy100の外観デザインと船体設計は経験豊かなWally-Ferrettiグループのエンジニアリングチーム、インテリアデザインはStudio A. Vallicelli & C.が担当しました。ヨットは70フィート未満のクルーザーでありながら、よりボリュームがあり、wallywhy の60-70フィート級クーペボートの利点をすべて組み合わせたクロスオーバーな製品となっています

WallyのマネージングディレクターStefano de Vivoがこのモデルのインスピレーションの基について説明します。 “wallywhy100は市場のギャップから生まれました。美しく流線形の伝統的なクーペは、今日オーナーがボートに求める快適さや居住性を提供できません。同じようにより大きくボリュームのあるボートはスピードや使い勝手の柔軟性がありません。快適さかパフォーマンスか。オーナーにとって苦しい選択を迫られます。”
 
“私たちは長年に渡って蓄積してきた製品と市場の知識を集結し、wallywhy シリーズを作ることでこの問題を解決しました。前身となるwallywhy200やwallywhy150と同様に、wallywhy100は圧倒的な市場価値と幅広い購買層に向けての汎用性で、多くの国の市場においてゲームチェンジャーになることでしょう。今から20年後、業界はwallywhy100を冒険的な試みをしたヨットであったと評価するでしょう。”
 
Wallyの創始者でありチーフデザイナーのLuca Bassaniが新ボートの注目すべきデザイン特性を説明します。“ヨットの機能が外観に現れています。機能性とパフォーマンスの関係性が他の市場製品と違っています。屋根付きコックピットを前方に押し出し、内外部の居住空間を広くすると同時に、wallywhy100をアグレッシブでありながらエレガントで個性的な外観にしています。広く快適な水際のビーチエリアと、どんな天候でも濡れずに安全に航海できる、高く力強い、わずかに反り返った船首によってその個性は更に強調されています。
 
革新的なデザインのお陰でwallywhy100は ‘オールラウンダー’です。デイボート、ウイークエンドボート、大型ヨットのサポート船としても最適。広くゆったりとしたキャビン、複数の多様性リラックスエリア、広いクルーエリア、ガレージやトイのための収納庫もあるので陸地を離れたバケーションハウスとしても完璧です。 wallywhy100は自分のニーズを理解し、型を破ることを恐れない経験豊かなオーナー向けのボートです。
 
大型のwallywhy150やwallywhy200モデル同様、wallywhy100も外部と内部に強いつながりを持たせています。このサイズの多くの船は段差を出してレイアウトし、多くの空間があるかのように見せかけていますが、Wallyチームは、船尾から船首まで段差をなくしました。その結果メインデッキに多目的空間が生まれ、閉めてもフルオープンにしても楽しめ、ゆったりとした屋外ダイニングも可能になりました。

船内の特筆すべき特徴に14㎡のビーチエリアがあります。大きな油圧プラットフォームから長さ3.6mまでのテンダーボートやウオータートイを発進・回収できます。油圧式ブリッジが岸壁や海水へのアクセスを容易にしています。もちろんビーチエリアにはWally典型の折り畳みできるウィングが装備され、空間をほぼ50%広くし、すばらしい180度のパノラマを楽しめるようになっています。

船尾にフルビームのマスターキャビンがあり、そのバスルームはガラス張りで、部屋を広く見せる完全透明にも、使用時に曇りガラスにもできる電気コントロールの、70フィート未満ヨットでは初搭載の機能を持っています。また、クローゼットと収納の広さ、側面の窓から見渡せる遮るもののない景色もこのクラスでは特筆すべき特徴です。
 
あと2つのゲストキャビンも、周囲の環境に没入できる航海体験ができる設計コンセプトが踏襲されています。合計6名が宿泊できます左舷側にVIPルームと右舷側にツインルームがあり、どちらも専用バスルームと大きな窓が備わり、部屋は自然光であふれています。
 
wallywhy100はこのサイズの船には珍しくクルーに対しても非常に配慮されています。クルーにはメインデッキとローワーデッキの両方に専用アクセス路があり、ゲストエリアに入る必要がありません。

また、wallypowerの世界からヒントを得、wallywhy100の前方デッキには多目的ラウンジが設けられ、中央のテーブルを高くして食前酒を楽しむエリアにしたり、テーブルをシートの高さまで下げてサンラウンジにすることができます。このゲスト用多目的リビングスペースは、停泊中でも航行中でも変形可能です。
 
推進力においては、Wallyは信頼性が高く実績のあるD13 Volvo IPSを2機搭載。アップグレードしたIPS1350仕様で巡航速度24ノット、最高速度27ノット以上です。
 
ジョイスティックシステムと一連の高性能Volvo Pentaテクノロジーのお陰で、wallywhy100は簡単でスムーズに航行でき、自分自身で操縦することを好むオーナーに理想的なヨットとなっています。”