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ニュース&イベント 2024

CRN、M/Y 139メガヨットを納品

 

2024年3月20日

オーダーメイドの特別品、スティールとアルミニウム製72メートルの新船がアンコーナ造船所から出港。

 
2024年3月20日アンコーナ – CRNがデザイン、設計、建造のすべてを手掛けたスティールとアルミニウム製CRN M/Y 139が2023年12月にオーナーの元に納品されました
 
この完全オーダーメイドの72メートルは、建造全てを担当したCRNの至高のデザインと建造技術を見事に体現したものとなっています。造船所の幅広い専門知識に、コンセプトと外観を担当した建築事務所Vallicelli Designと、外装と内装レイアウトをCRNと協力しながらインテリアを担当した建築家Nuvolari Lenardのデザイン経験が加わっています。
 
フルカスタムメガヨットは機能とデザインソルーションが一体となって洗練された調和の中で組み合わさり、印象的なスタイル。上部構造の滑らかな外部ラインが独創的でエレガントな美しさを持ち、広大な外部空間ゆったりとした内部空間が巧みに融合して、オーナーファミリーは完全なプライバシーと快適さの中で思い出に残る船上生活が体験できます。多くの特性の中でも大きなフルハイトの窓が、船の巨大さを柔らかなラインで軽やかな印象に変えています。
 
全長72.26メートル、最大幅12.50メートル、総トン数2003GTのCRN M/Y 139には6デッキあり、12名のゲスト19名のクルーがゆったりと宿泊できます。エンジンパワーは最高速度16 ノット、巡航速度14ノット。メガヨットはIMO Tier III認定[1]を受けており、エンジン排気中の有害な窒素酸化物 (NOx) 排出を最大70%削減できます。
 
イノベーションと最高レベルの職人技が見事に組み合わされたCRN M/Y 139は、歴史的なアンコーナ造船所でオーナーの願いやパーソナリティ、スタイルを反映するアイコニックなオーダーメイドヨットを創り上げるため日々働く有能なスタッフ、エンジニア、熟練の職人により蓄積された専門知識が結実したものです。
 
現在、この他に4隻のフルカスタムCRNスーパーヨット- 67m CRN M/Y 143、85m CRN M/Y 144、70m CRN M/Y 145、67m CRN M/Y 146が80,000㎡近くもあるマルチブランドハブであるアンコーナのFerrettiグループスーパーヨット造船所で建造中です。また、総アルミニウム製の50m Custom Line 50 #01と50m Custom Line 50 #02、同じく総アルミニウムの43m Pershing 140 #04と43m Pershing 140 #05、加えて船体と上部構造がアルミニウムのRiva Superyacht Division 54Metri #01とRiva Superyacht Division 54Metri #02が建造中です。アンコーナFerrettiグループスーパーヨット造船所はCustom Lineの30 - 45メートル複合材シリーズを建造する場でもあり、現在26隻のヨットが作業場で建造中、あるいはオーナーやプロジェクト管理チームに納品するためドックで最終試験中です。
 
[1] IMO TIER III (国際海事機関) の国際規約に基づき、世界中の海域での航行が許され、2016年1月1日以降にキールを設置した総トン数500 GT以上のモーターヨットに適用される。