総アルミニウム製Custom Line 50 第一号艇がスーパーヨット造船所から出港。
2024年6月11日
新しいCustom LineのフラッグシップがアンコーナFerrettiグループスーパーヨット造船所で進水50mカテゴリー初の合金オーダーメイドヨット。
2024年6月11日アンコーナ – Custom Line初の総アルミニウム製プレジャーヨットがアンコーナのFerretti グループスーパーヨット造船所で進水しました。合金製50m、オーダーメイドの新フラッグシップCustom Line 50 が500 GT未満メタルヨットカテゴリーでデビューです。6月8日土曜日にはオーナーファミリーと造船所の経営陣、従業員およびその家族が見守る中、プライベートな進水式が行われました。
“50mの夢、それがこの新しいCustom Line 50です。デザイン、製造ともブランドの優雅さの証明となりました。最先端のリサーチとイノベーションを駆使したスタイルと素材が一体となり、アルミニウムを使用するに至って更にパフォーマンスと燃料消費も大幅に向上しました。” と FerrettiグループのCEO、 Alberto Galassiが言います。“新しいフラッグシップはCustom lineに新分野の市場を開拓するものです。ヨットの容積と空間を徹底的かつ効率的にリサーチした結果、光と海に満ちた船となりました。”
総アルミニウム製の排水量499 GT以下、全長49.94m、最大幅9.60mの新Custom Line 50はPiero Ferrari率いる製品戦略委員会とFerrettiグループスーパーヨット部門のエンジニアリングチームのコラボレーションから生まれました。
外観スタイリングをFilippo Salvetti、オーダーメイドの内装をACPV ARCHITECTS Antonio Citterio Patricia Vielが担当。コンテンポラリーな視点で海の伝統を再解釈しながらブランドの価値を体現しています。
仲介業者Performance Boats USA, LLC がオーナー代理として重要な役割を果たしました。
ヨットには 4つのデッキがあり、アッパーデッキ前方のマスタースイートを中心にレイアウト設計されています。
180度のパノラマが楽しめる窓に囲まれたオーナースイートは、サンパッドを備えた美しく広々とした完全なプライベートラウンジとなる船首の広いプライベートテラスに直接つながっています。
ローワーデッキには更に4つのVIPキャビンがあり、合計12名のゲストが宿泊できます。操舵室横にはキャプテンを含む9名のクルー用キャビンが備わっています。
オーナーとその家族が特別なクルージング体験ができるよう、様々な特徴を備えています。 ヨットの容積と内部の仕切りを徹底的に研究して船上での居住性と快適さを微調整し、ゲストに海と密接に触れ合えるウェルビーイングな広々とした楽しくくつろげる空間を提供しながら、オーナーのプライバシーにも特別に配慮しました。
すべてのゲストエリアの屋外と屋内が相互接続されており、中でもメインデッキとアッパーデッキのラウンジの床から天井まである大きな窓と反射する表面は視覚的にも空間に継ぎ目のない連続性を創り出し、海と直接触れ合っているような感覚になります。周りの海に完全没入している感覚は、プライベートラウンジとなるメインデッキ後部の屋外エリアに直接つながる広々とした本物の水際ビーチクラブで更に増幅されます。この2つの屋外エリアは船尾の長方形型プールで完璧に一体となっています。
Custom Line 50 は モナコヨットショー2024で世界デビューを予定しています。