若者のためのFerretti グループ職人学校。
2023年6月8日
初の“Scuola dei Mestieri” (職人学校) 訓練コースが終了ヨット業界の熟練工を目指す若者育成プロジェクトは大成功。
2023年6月8日フォルリ– 近年ヨット業界は急速に拡大しており、必要な技術とノウハウを持つ専門技術者の需要が高まっています。
6月6日に終了した18歳から25歳まで参加できるFerrettiグループのプロジェクトScuola dei Mestieri (職人学校)は新世代の熟練工を育成し、この需要を満たすためのものです。
就職案内の課外インターシップの域をはるかに超えるこの職人学校は、学校と実際の職場の橋渡しとなり、ノウハウや専門知識をベースにした、忘れらつつあるけれど常に崇高な職業を再発見し、その価値を高めることを目的としています。
このプロジェクトの目標は理論と造船所での経験を組み合わせた専門訓練コースの基礎を築くことにあり、キャリア実現の機会作りをめざして、プログラムは教室での授業やワークショップ、製造部門での実地訓練に及びます。
理論から行動へ。見合った学生は雇用契約を結び、6月12日から採用されることになります。
大工の訓練として組まれた初めてのコースは2023年3月から6月まで計500時間の授業を、最初はフォルリ中心部にある重要機関 “Don Bosco”職業訓練センターで行い、最後は当社内の現場研修で締めくくりました。
Ferrettiグループとしての職人学校の位置づけは、エクセレンスのパラダイムを代表するグループの造船所で基礎および高度なスキルを得ようとする若い人材のインキュベーターです。このフォルリを皮切りに、Ferrettiグループ職人学校はサルニコ、モンドルフォに移動。また多くの若者たちがこの新プロジェクトに関わる予定です。
卒業式にはコースに参加した生徒と教師の他、Ferrettiグループの技術&運用部の主任Matteo Cecada、HR&組織のチーフAndrea Brasini、人事部のFrancesco Crispino、フォルリプラントのディレクターStefano Amiciと造船所マネージャーAlberto Vanicelli、更に元造船所マネージャーのGuiliano Guidi、元ライン監督のLoris Zanchini、Cnos Fap Salesianiを代表してLuca CarugatiとLuca Baroni 、AecaのGiuseppe Tartaglia、大工の講師Massimo Boschiが参加しました。
“自分が試される非常によい経験となりました。刺激的な環境の中で技術を学ぶことができ、自分に自信が持てるようになりました。”とコースを受けた学生の一人は述べました。
学生全員に当社からのコース終了証、エミリア・ロマーニャ州事務所から証明書が授与され、当職人学校特製のボラードが贈られました。