サルニコとモンドルフォでFerretti グループの職業学校Scuola dei Mestieri を開校。
2023年10月10日
ヨット業界の新しいプロの働き手を育成近日開業のラヴェンナ生産拠点での新雇用も視野に。
2023年10月10日フォルリ – Ferrettiグループは2ケタ成長を続け、新しい生産拠点を探しながら、ラグジュアリーヨット生産を担う専門の働き手を新しく雇用する必要が出てきました。
優れた船作りに特化した職人技やスキルの需要が増大し、イノベーションとサスティナビリティのモデルとなる最新のラヴェンナ造船所など、生産拠点を拡大するに当たってこれらの才能が特に必要となります。
Ferretti グループが職人学校プロジェクトを立ち上げた理由の一つがこれで、プロジェクトは18 歳から29歳までのイタリアの高級ヨット業界でのキャリアを望む若者が対象です。
グループの職人学校は単なる課外実習ではなく、理論と造船所での実務経験を組み合わせた専門的な訓練コースになっています。トレーニングは教室、製造部門での実践体験をも含むワークショップからなり、具体的なキャリアの方向性を持って勉強します。知識を伝えることが目的で、グループ独自の貴重なノウハウを習得することもその一つです。教室での講義は造船所の元マネージャーや造船所所長、ライン監督など、経験豊かな専門家が担当します。
フォルリでの第一回コース終了後は、モンドルフォとサルニコでも開催する予定です。
サルニコではDon BoscoとCFP Zanardelliの2団体を巻き込み、実習生は機械工学およびシステムエンジニアリング、建具および大工仕事、塗装とファイバーグラスという造船所での3つの主要業務に特化した実践トレーニングを受けることができます。
一方モンドルフォでは、職業訓練と仕事の斡旋を専門とするw.academyの協力の下、海洋エンジニアリングと油圧システムを専門とする実習生の訓練をサポートする予定です。
次回行われるフォルリでの職人学校の参加者を含め、50名以上の実習生がFerrettiグループ造船所に雇用される可能性があります。
Ferrettiグループは次のように発表しました。 “イタリアのヨット業界、特にFerrettiグループの強みの一つが比べるもののない働き手の技術、世界で当社だけがもたらすことのできる才能と経験、知識の融合です。当社の職人学校が重要な理由がここにあります。増々多くのオーナーが当社のヨットを求め、私たちは当社の唯一無二の高基準を維持しながら彼らの要求に応えていかなければならないからです。私たちは長期契約で相互の利益となる関係を維持しながら、当社造船所で働く若い専門家を見つけたいと思っています。”