Ferrettiグループの職人学校Scuola dei Mestieri、第二回目がフォルリで開校。
2023年11月16日
グループはヨット業界での近代キャリア開発プロジェクトを継続まもなく稼働のラヴェンナ製造拠点の新規雇用も視野に。
2023年11月16日フォルリ – 春に開校し成功を収めた第一回目に続き、Ferrettiグループは第二回目のScuola dei Mestieriを11月13日からフォルリで開校します。その目的はまもなく稼働するラヴェンナ製造拠点を初め、ラグジュアリーヨット製造に従事する専門ワーカー (デッキフィッターと船大工) を訓練することにあります。
計500時間の3ヵ月コースは、イタリアの高級ヨット業界でキャリアを積みたい18歳から29歳の人を対象としています。授業は造船所に勤めていた管理者やライン監督など、専門技術者が行います。
フォルリでのコースの後、モンドルフォとサルノの工場で行います。第二回目は近年買収したラヴェンナ造船所を見据え、造船所開設に向けた労働力の育成を目指します。コースの生徒たちはラヴェンナとフォルリ出身者で構成されています。
Scuola dei Mestieriは単なる課外実習に留まらず、理論と造船所での実務経験を組み合わせた専門的なトレーニングコースです。
コースで学ぶ理論は、素材および複合材料技術の概要。エンジニアリングのセクション。建造の原理から船に搭載されているシステムのタイプ。そして様々なタイプの半完成品と艤装作業計画には特に重点をおいています。実践においてはCnos FA Forlìの協力して木工作業から始め、それから造船所に移動します。
第一回目のフォルリの生徒を含め、総計50 名をFerrettiグループの造船所に雇用する予定です。
Ferrettiグループは次のように述べました。 “Ferrettiグループで働く者の卓越したスキルがメイド・イン・イタリーのヨットと当社の真の強みであり、才能と経験、ノウハウの特別な組み合わせは世界でも当社だけが提供できるものです。だからこそ Scuola dei Mestieriが非常に重要です。 若い人に門戸を開いてスキルと専門知識を授け、当社が他とは異にする独自の卓越した基準を維持していきたいからです。私たちの造船所にふさわしい新しい専門家を見出し、持続した、収益性の高い雇用関係が確立できることを期待しています。”