更に前進Wallyがヴェネツィアボートショー2023で新作wallywhy150 を発表。
2023年5月31日
2023年5月31日ヴェネツィア – Wallyが新しいwallywhy150をヴェネツィアのボートショー (5月31日から6月 4 日開催)で発表致します。
ヨット業界で新しいパラダイムを創造し続けているWallyの新モデルの発表の場として、刺激的なアルセナーレは正にぴったりの舞台です。
wallywhy150はWallyとFerrettiグループエンジニアリング部門の経験豊かなチームが建造し、卓越したインテリアはStudio Vallicelli Designが担当しました。操舵室が隆起したスポーティなデザインに、24メートル未満のヨットとしては異例の広さの外部空間を生み出すことがwallywhy150の隠れたコンセプトでした。
WallyのマネージングディレクターStefano de Vivoが説明します。 “wallywhy200を成功に導いた革新的特徴から着手し、もう一度、時代を先取りするヨットを開発して市場のニーズを予見する、というのが私たちの目的でした。全長24メートル、重量150 GTのwallywhy150はフレキシブルなヨットで、空間を巧みに使い、かなり広いリビングエリアと他にはない個性をよく理解し評価して頂ける経験豊富なオーナーに最適です。30年近くに渡りWallyはヨットデザインに画期的な変化をもたらす最先端ヨットを造り続けてきましたが、wallywhy150もまた非常に多様な国際市場においてその地位を確立できると確信しています。”
wallywhy150は、市場の同カテゴリーの中でその外部エリアの広さが規格外です。アッパーデッキは完全オープンで、トップに巨大な屋根付きスペースがあります。サンデッキもダイニングエリアとして使え、広々とした日光浴エリアやテント付きラウンジでリラックスでき、外部エリアはほぼ船の全長を占めています。もう一つの重要ディテールが船体デザインにコントラストを与える床から天井までのガラスです。
wallywhy150のマスターキャビンはwallywhy200と同様メインデッキ前方にあり、船首が非常に高いので、壮大な“海の円形劇場” ともいえる驚きの270度パノラマが味わえます。
他の客室はローワーデッキにあり、1 VIPキャビン+ 1ダブル+1ツインあるいは2 VIPキャビンのどちらかのレイアウトにできます。いずれの部屋も大きな窓で光にあふれ、風通しがよくフレッシュで、モダンで洗練された雰囲気です。
Wallyの創立者でありチーフデザイナーのLuca Bassaniが wallywhy150の特別さを語ります。 “レイアウトのシンプルさと使い勝手のよさが幅広い層のお客様に受けています。従来のプレーニングヨットの用途の幅を広げたいと望む方のために、究極の柔軟性を持つ船となりました。
更に、ハシゴを使わずコックピットレベルから海へ直接アクセスできる初めての船で、これはもはや水上に浮かぶロフトなのです。”
wallywhy150の後部デッキは、多目的ラダーと油圧式プラットフォームを備えた海に突き出たテラスにもなります。このエリアは オーナーの希望に応じて装備でき、大きな3.90メートルテンダーを含むあらゆるタイプのウオータートイを格納するキャパシティーがあります。
オプションのIPS1350エンジン3台を搭載した場合のwallywhy150の最高速度は23ノット。標準装備のIPS1200エンジン3台の場合は21ノットです。
wallywhy150は、2023年カンヌヨットフェスティバルで国際デビューする予定です。