Itama 62RS は自由の形
2022年9月9日
カンヌヨットフェスティバルでワールドプレミアを開催。究極のイタリアンオープンヨットがテクノロジーとスタイルを一新、ブランドファンの皆様に感動いっぱいの海洋体験を提供します。
2022年9月9日カンヌ - Itama 62RS が2022年カンヌヨットフェスティバルでより地中海的、スポーティかつエレガントな形で登場。海のようにブルーで風のように自由なスタイルとイノベーションを持つ 魅力的なヨットです。
時代を超越したクラシックさと敏捷性、力強さ、優雅さを融合した新バージョンはItamaの歴史に新章を加え、海と直に接するセーリングファンをまたもや恋に落とします。
ブルーの船体と全体がチーク材で覆われた19メートル超の愛すべき新バージョンは、船のオリジナルスピリットは維持しながら更にスマートでインテリジェントなクルージングができるようにアップグレードされています。
Ferrettiグループ・エンジニアリング部門のインテリア&デコチームの建築家とデザイナーが伝統的な地中海ムードを組み合わせ、インテリアデザインの最新トレンドに沿ったItamaのアイコニックスタイルにしました。
外観と船内装飾
コックピットは可能な限り広く、本格的な体験ができるよう設計されています。
大きなグレーのテクニカルファブリック製サンパッドに続くリビングとダイニングエリアには、オーナーの好みでカスタマイズできるスティールと木でできた固定テーブルの周りにC字型にソファが置かれ、左側にはバーユニットがあります。
前方を大きなラップアラウンドのフロントガラスで保護されたヘルムステーションには、デジタル機器のついた新デザインのダッシュボードが装備され、12インチのツインスクリーンのプロッターに統合されています。オプショナルで、最先端のクルージングが容易に楽しめる16インチスクリーンを搭載することもできます。ヨットの舵は Itamaスピリットを忠実に残し、光沢ニス仕上げのチーク材で、真ん中にロゴが入っています。ブリッジとダイニングエリアには、電気油圧で動かせるビミニトップがついています。ブランドの全モデルに共通の完全オープンなデッキには天窓が付き、遮蔽物なしに水平線を一望できます。船上生活を更に楽しくするのがパンタグラフ開閉のフロントガラスを備えた中央通路です。
デッキ下には複数のカスタマイズオプションがありますが、どのようにイメージチェンジしても完璧なインテリア配置になるようになっています。デイゾーンには明るいカラーとウオールナットを配したリビングエリアと、追加のソファベッドになる可動式テーブル付きダイネット、白のラッカー家具をC字型に備えたギャレーがあります。ギャレーのレイアウトはデザインを一新。最大限の快適さを持ち、開閉できる舷窓を一つ追加したことで更に明るくなりました。
船尾のナイトゾーンにはオーナースイートと客室が2室あり、いずれも専用バスルーム付きです。客室はダブルルーム2室、またはダブルとツイン各1室として使用できます。
推進力とパフォーマンス
Itama 62RSにはこれまでのヨットと同性能のエンジンが備えられています。各1,400馬力2機のMAN V12ユニットは巡航速度37ノット、最高速度40ノット。 主な新機能はオプションのSeakeeper NG9で、これにより停泊中・クルージング中での安定性が増し、船上での快適さが更に向上します。最後に、前バージョンのフラップをHumphree インターセプターに取り換え、海上バランスを向上させました。
62RSには新しい機能とデザインが組み込まれ、導入技術のイノベーションがItamaのDNAをより独創的で他に類を見ないものにしました。その紛れもない地中海スピリットと独特のなめらかでスポーティなラインが、この壮大な船を “海がデザインしたもの”と表現されるに至っています。