3ヵ月足らずで6隻のCustom Line。
2023年10月23日
アンコーナのFerrettiグループスーパーヨット造船所から Custom LineのPlaning line 4隻とNavetta line 2隻が進水。
2023年10月23日アンコーナ – 2か月余りの間にCustom Lineの30mから42m級スーパーヨットが6隻進水しました。
18隻目となるPlaning line Custom Line 106’の進水式が7月14日、オーナーファミリーと造船所スタッフ列席の下で行われました。クリーンでエッセンシャルな建築ラインと時代を超越したエレガンスの象徴Custom Line 106’ M/Y CENTURY STARはインテリアとエクステリアのスタイリングに Francesco Paszkowski Designのサポートを受け、Ferrettiグループエンジニアリング部門が製造しました。インテリアデザインの設定にはCustom Lineアトリエが重要な役割を果たし、AMASエリア在住のオーナーと緊密かつ頻繁に連絡を取り合い、オーナーのスタイルへの要望を反映させました。ピュアなラインと広々とした空間 を持つ長さ32.82m、幅7.4 mのスーパーヨットは控えめな洗練さが際立っています。すべての場所へナチュラルに移動でき、全体が包み込まれているような雰囲気です。
7月下旬には28隻目となるCustom Line Navetta 33が進水しました。このNavetta lineスーパーヨットは外装を担当の製品戦略委員会 とインテリアを担当したFerrettiグループエンジニアリング部門の建築家・デザイナーが協力して造り上げ、戦略的コンサルティングをCustom Lineアトリエが行いました。全長 33m、幅7.52mのヨットはパワフルでありながらバランスのとれたプロフィールで、上品さとエレガンスの権化です。洗練され調和のとれたインテリアデザインは、ミルクホワイトやスノーホワイトのような明るくリッチな色がブロンズ、ブラック、溶岩グレー、無煙炭のよりダークで魅力的なトーンを引き立てています。これらの色調はオリジナル家具や研磨マルキーナブラック、研磨カルカッタオンドゥラート大理石などの高級素材にも踏襲されています。
Custom Line Navetta 30の15隻目となるM/Y KARMA Cは9月5日にEMEAエリアに在住するオーナーによって進水式が行われました。この全長28.43m、幅7.3mのスーパーヨットは外装担当の製品戦略委員会とFerrettiグループエンジニアリング部門、インテリアデザイン担当のACPV ARCHITECTS Antonio Citterio Patricia Vielが協働して完成しました。インテリアデザインと外観設計したFilippo Salvetti にはCustom Lineアトリエが戦略的コンサルティングを行いました。Navetta 30が初めてグレーの船体となり、水平ラインが特徴の外部エリアと相まって船体のダイナミズムを船首まで延長し、なめらかでダイナミックなプロフィールを形成しています。4デッキで空間が更に広がり、皆で楽しく過ごしたりリラックスする特別なひと時が過ごせるよう構成されています。船体と広々とした船首・船尾エリアの大きなガラス窓により、スーパーヨットのどこからでもパノラマビューが楽しめます。
Custom Line 106’ Planing lineの19隻目のスーパーヨットは9月20日に進水しました。Custom Line 106’ はメイド・イン・イタリーの卓越性を体現。船体ラインは最高レベルの流体力学を駆使したパフォーマンスが発揮できる設計です。この船の魅力は明るさです。光が船内に行き渡り空間を広く見せます。ヨットの内部も外部も洗練されていながら控えめなデザインで、少しの際立つエレメントでアクセントづけされたフォーマルなバランスを保っています。調和のとれたカラーパレットはホワイト、セピア、明暗のある様々な色調のブラウン、ブロンズなどナチュラルで暖かみのある色をベースにグレーグリーンを少し加え、ビアンコラーザや研磨オロビアンコ大理石などの洗練された素材を組み合わせています。
9月25日にはFerrettiグループエンジニアリング部門と外内部デザイン担当をしたFrancesco Paszkowski Designがコラボレーションして生まれたPlaning lineのフラッグシップCustom Line 140’ の3隻目が進水しました。なめらかでパワフルなシルエットのCustom Line 140’は全長42.61m、幅8.54m。船首から船尾にのびるラインがスポーティでコンテンポラリースタイルのヨットは明るい色の構造表面とダーク色のガラス板が交互に配され、素材と色が信じられないほどの美しさを織りなしています。外部と内部のモダンでエレガントな設計は住宅建築からインスピレーションを得たもので、形と容積を向上させるべく入念なリサーチを行ってデザインされています。調度品や装飾品は有名デザインブランドとコラボし、独自の技術と最高品質の素材を使って製作されています。 素材はカルカッタゴールドやローマインペリアーレなど多様な大理石からセレクトし、ブラッシュドオークの板張りや寄木細工などの職人技が施されています。.
10月3日には EMEAエリア在住のオーナーの10隻目となるCustom Line 120’ hull M/Y CarMaが進水し、ブランドの全Planing lineが1ヵ月足らずで出揃うことになりました。この全長38.36m、幅7.65 mのスーパーヨットはなめらかでパワフルな輪郭とモダンなスタイルが特徴の非常にスポーティな船で、スピード、パフォーマンス、快適性のすべてにおいて最上のものを提供します。外部と内部が接続するようにデザインされ、船体の大きな窓やデッキの床から天井まであるガラスが青い海を反射し、室内を自然光であふれさせます。
これら最新の進水状況が、海での素晴らしい体験を提供するために作られたCustom Line ヨットの成功を証明しています。その特徴は革新的なオンボードテクノロジー、高パフォーマンス、最先端デザインなど無二の突出した要素の融合。それに加えて夢のヨットを創造すべくオーナーのテイストやライフスタイルに則したテイラーメイドヨットにするため、製造のあらゆる段階のすべての決定に際してオーナーを補佐するCustom Lineアトリエの戦略的貢献の結果によるカスタマイズの高レベルさにあります。