3隻目のPershing 140が発進。
2023年5月9日
イノベーション、ユニークなスタイル、他にはないPershingスリルの理想的な組み合わせブランドのフラッグシップが商業的にも大成功。
力強く、壮観。Pershingでのクルージング体験は、創造性・デザイン・テクノロジーを見事に融合させた類を見ない興奮を与え、増々ファンをふやしています。
先月4月29日、新たな建造時代の始まりを告げた総アルミニウム製ブランド初のフラッグシップPershing 140 の第3隻めが完成しました。
建築家Fulvio De Simoni、Piero Ferrari率いるFerrettiグループ製品戦略委員会、グループのエンジニアリング部門がコラボレーションした結果Pershing 140は、鉄とアルミニウム製全長40メートル以上のスーパーおよびメガヨット製造に特化したFerrettiグループのアンコーナスーパーヨット造船所で造られたブランド初のモデルとなりました。
ヨットは2つのメインデッキと広々としたサンデッキで構成され、外観はブランドのスポーティな個性を体現するなめらかなラインが特徴です。斬新なデザインと、上部構造の通路の始点に組み込まれた2枚のサイドウイングなどのアイコニックなディテールを組み合わせ、Pershing 140は真に特別で、市場で大人気のモデルとなりました。
メインデッキの隆起したヘルムステーションからは直接サンデッキにアクセスでき、サンデッキはバーや日光浴エリア、2つ目のヘルムステーションにできます。ビーチクラブは海水との密接なふれあいが楽しめる、オーナー自慢のエリアの一つ。エンジンルーム後方にあって3サイドをオープンにでき、オーナー所有のウオータートイに合わせてカスタマイズできます。メインデッキの広く居心地のよいラウンジは屋内外を快適に行き来できます。3隻めのオーナーはこのエリアをできるだけ個人化すると決め、船首はプロ仕様のワイナリーになっています。そこは照明を取り付けた白い空間で、はめ込んだ鏡が目の錯覚を引き起こし、更に明るい空間になっています。またラウンジの船尾右舷の壁には独立した照明付きの本格的バーがあり、ラウンジの装飾に溶け込んだ特別な質感のラッカーを施したドアの後ろに隠れているので、使用している時にしか見えないようになっています。
メインデッキには小さなラウンジ付きのプライベートな書斎からアクセスできるフルビームのマスタースイートがあり、部屋には広々としたウオークインクローゼットとスチームシャワー付きのゆったりとしたバスルームもあります。ヨットのバスルームはすべてモザイクで装飾され、全体を特別な真珠母貝入りラッカーで仕上げています。
船内装飾はオーナーに完全カスタマイズして頂けますが、3隻めのヨットはすべてPershingスタイルのインテリアデザインでまとめ、色だけは前の2隻より淡いトーンになっています。装飾にはホワイトラッカーを多用し、より明るくリラックスした空間となり、ライトグレートーンの鉛色の木材と合わせて落ち着いた雰囲気を高めています。ヨットには長年に渡るPershingのパートナーPoltrona Frauを始め、Minotti、Artemide、Roche Bobois、Molteni、Fontana Arteなど世界トップラグジュアリーデザインブランドの高級素材や調度品が使われ、ブランドの洗練された美学を裏打ちしています。
この3隻めとなるPershing 140には各2,600馬力のMTU 16V 2000 M96Lエンジン4台を装備。最高速度38ノット、巡航速度 35ノットで、このパフォーマンスからもいかにこのモデルがスポーティであるかがお分かりいただけるでしょう。